どうも!
アクアリウム野郎です。
最近、カクレクマノミの表面に黒い斑点が発生しています(-_-;)
これは黒点病ってやつですか?
この黒い斑点、見た目はちょっとヤバそうですが、カクレクマノミ自体は特に弱っている様子はありません。
このまま放置しても良いかなー、放置しておけばいつか自然に治るだろーとか思っていたのですが、
全然治る気配がありません。
そこで!
元気そうではありますが、治療できるのであれば治療してあげよう!
ということで、いろいろ調べてみました。
本記事では黒点病の原因、そして治療について紹介します。
カクレクマノミに黒い斑点がたくさん!
まずはうちのカクレクマノミの様子をご覧下さい。
うちには2匹のカクレクマノミがいるのですが、2匹とも黒い点に侵されています・・
スゴい量の黒点です!
普段はオレンジでキレイなのですが、この黒い斑点によってかなり見た目も可哀想な感じになってしまっています。
うちのカクレクマノミに黒点が発生する理由
実はこのカクレクマノミの黒点病は初めてではありません。
同条件にて前回も発生したことがあるので、うちのカクレクマノミに黒点病が発症している原因は実はハッキリとわかっているのです。
うちのカクレクマノミに黒点病が発症する条件、
それは!
マメスナギンチャクの水槽投入です。
はい、前回の発症時も今回も共にマメスナギンチャクを入れた直後からこの黒点病が発症しているのです(;・∀・)
前回カクレクマノミに黒点病が発症した時はマメスナギンチャクの飼育に失敗し、マメスナがすぐに溶けてしまったので、マメスナがいなくなると共にカクレクマノミの黒点病も徐々に消えていき完治しました。
しかし!
今回はとても良いことなのですが、マメスナギンチャクの飼育に成功しているので、まだまだマメスナギンチャクは健在です。
結果、カクレクマノミの黒点病が治らずに長期化していると考えられるのです。
前回黒点病になった時には「マメスナギンチャクのせいかなぁ?(;・∀・)」疑いというレベルでしたが、今はうちのカクレクマノミの黒点病の原因はほぼマメスナギンチャクで確定だと思っています。
なぜマメスナギンチャクを入れるとカクレクマノミに黒点病ができるのか?
では、なぜマメスナギンチャクを水槽に入れるとカクレクマノミに黒点病がでるのでしょうか?
ほとんどのサンゴはポリプに刺胞毒という毒をもっています。
その毒の強さはサンゴの種類によってまちまちなのですが、マメスナギンチャクの刺胞毒は他のサンゴの刺胞毒に比べて強めなのです。
このマメスナギンチャクの刺胞毒にカクレクマノミはヤラれてしまっているのでしょう。
カクレクマノミがマメスナギンチャクにスリスリした時に皮膚がダメージを受けてしまっているのが原因だと考えられます。
カクレクマノミってマメスナギンチャクの事が何気に好きなんですよね(-_-;)
たまにスリスリしているのを目撃しますので(-_-;)
ストレスなどでも黒点病になる?
サンゴの刺胞毒の影響だけでなく、ストレスによっても黒点病が発症するという情報もありました。
こちらの情報に関しては自分の体験ではないのですが、刺胞毒が強めのサンゴを水槽にいれてない、そもそもサンゴと一緒に飼育していない、という方は魚が感じているストレスが原因かもしれません。
- 水温が頻繁に変化してないか?
- 急激な環境の変化がなかったか?
- 他の魚にいじめられていないか?
- 飼育の場所は適切か?
などなど、魚のストレスになるようなことで、思いあたるものがあれば改善してみましょう。
カクレクマノミの黒点病を治す方法がないのか調べてみた!
ストレスによる黒点病であれば、ストレスを取り除いてあげれば治るはずです。
では、刺胞毒が強めのサンゴと一緒に飼育している場合はどのような対処方があるのでしょうか?
刺胞毒の強いサンゴを水槽から出すしか方法はないのでしょうか?
ということでネットを徘徊して調べてみると、
ありました!
オキシドールという消毒液を水槽に少量入れると黒点病が消える、という情報です。
もともと白点病の治療として行われている方法らしいのですが、黒点病にも効くとの情報です!
さっそくこの方法を試してみることにします!
オキシドールを買ってきました!
というわけでオキシドールを買ってきました。
ドラッグストアーで100円でした!
めちゃ安い!(笑)
見た目はこんな感じです。
もろ薬品ですね。
こんなものを水槽に投入してもよろしいのでしょうか?
オキシドールを水槽に入れて他の海水魚やサンゴに悪影響はないのか?
他の海水魚やサンゴに悪影響があったらヤバいと思って、オキシドールによる影響について調べました。
結論から言うと、オキシドールは少量であれば、他の海水魚やサンゴに悪影響はないようです。
オキシドールというのは基本的に消毒液です。(人間の擦り傷とか切り傷とかを消毒する為に売られているっぽいです)
オキシドールは魚やサンゴなどの生体には自身の力で分解する能力があるらしくて影響せず、病原体(細菌)にはオキシドールを分解する力がないため消毒されてしまうということのようです。
とにかく少量であれば問題ないということがわかりました。
オキシドールを水槽に入れてみました。入れる分量は?
オキシドールを水槽に投入する量としては4リットルに対して0.5ミリリットルらしいです。
うちの水槽は60センチ水槽のハイタイプですので、65リットルくらいです。
なので、約8ミリリットルですね。
この量を1日3回にわけて(3ミリリットル弱ずつ)投入します。
一週間くらい毎日入れてみて、様子をみたいと思います。
オキシドール投入して一週間、カクレクマノミの黒点病は治ったか?
オキシドールを投入して1週間が経ちました。
さて、カクレクマノミの黒点病は治ったのか?
いいえ治っていません!(´Д`)
はい、そうです。治りませんでした(笑)
ちなみに治療後はこんな感じです。
黒点が薄くなっているような気もしますが・・・
滲んで広がっているような気もします・・・
この治療期間が夏だったせいもあるかもしれません。
夏は水槽内の温度が高めで、全体的に調子がよくないんですよね。。
今回オキシドールでカクレクマノミの黒点病を治すことができませんでしたが、コンディションが良い状態で治療をすれば治る可能性があるのかもしれません。
あまり長期間オキシドールを使用するのもあまり良く無さそうなので、また様子を見ながら治療に挑戦してみたいと思います。
まとめ
うちのカクレクマノミに発生した黒点病。・・・治りませんでした(´-ω-`)
白点病についてはかなりメジャーな病気ですので、Google検索すると情報はかなり出てくるのですが、この黒点病についてはほとんど情報がでてきません(´Д`)。
でもでもこの黒点病で悩んでいる方も実は多いのではないでしょうか?
うちのカクレクマノミがこの黒点病になった原因はおそらくマメスナギンチャクを入れたことだと思いますが、ストレスなどでもやはり黒点病になることがあるようですね。
ひとまずうちのカクレクマノミに関しては様子見で、また進捗がありましたらご報告したいと思います。
オキシドールで黒点病が治ったという情報もあったので、環境次第では試してみる価値はあるかもしれません。悩んでいる方は試してみても良いかもしれませんね。(うちのカクレクマノミは治りませんでしたが・・)
以上、カクレクマノミの黒点病についてでした。(たぶん続報あります)
次回もよろしくお願いします。
ではではではー
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