どうも!
アクアリウム野郎です。
先日外部フィルターの導入を諦め、サイフォン式のオーバーフロー水槽を自作する決意をしました。
前回の記事はこちら
そこで今回は自作するサイフォン式オーバーフロー水槽の全体像、仕組みについて考えていきたいと思います。
通常のオーバーフロー水槽とサイフォン式の違い
通常のオーバーフロー水槽とサイフォン式のオーバーフロー水槽は 何がちがうのでしょうか。
オーバーフロー水槽の基本的な仕組み
基本的な構造は通常のオーバーフロー水槽もサイフォン式も同じです。
上にメインの水槽があり、下に濾過槽と呼ばれる濾過用の水槽を設置します。
メイン水槽の水を下の濾過水槽に落とし、そこで水を濾過します。
そして濾過水槽で濾過した水をメインの水槽に戻します。
オーバーフローシステムの濾過槽は外掛けフィルターや上部フィルター、外部フィルターとは比べ物にならない程の容量を確保することができますので、大量の水と濾材を入れることができます。
それにより濾過能力も高くなっているというわけです。
また、ヒーターなどの小物も濾過槽に入れることができる為、メインの水槽の中の機材が減り、水景がとてもすっきりとします。
これがオーバーフロー水槽の基本的な仕組みです。
仕組みの違いについて
そこで、サイフォン式と通常のオーバーフロー水槽の違いですが、 メイン水槽から濾過水槽へ水を落とす仕組みが違います。
通常のオーバーフロー水槽はメイン水槽の底面に水を落とす為の穴が開けてあります。
システム名の通り、水をオーバーフロー(溢れさせて)させて濾過水槽へ水を落とします。
その為、通常のオーバーフローの仕組みを作るためには専用の穴が開けてある水槽を用意するか、もしくは自分で穴を開ける必要があります。
通常のオーバーフロー水槽
サイフォン式なら穴が必要ない
しかしサイフォン式のオーバーフロー水槽は、メイン水槽に穴がなくても大丈夫で、サイフォンの原理というものを使って水を濾過水槽に落としていきます。
ウィキペディアによるとサイフォンの原理とは
サイフォンの原理
何らかの液体を、高い位置にある出発地点と低い位置にある目的地点を管でつないで流す際、管内が液体で満たされていれば、管の途中に出発地点より高い地点があってもポンプでくみ上げることなく流れ続ける。
このサイフォンの原理によって水を濾過水槽へ落とすので、専用の水槽がなくても穴を開ける必要もなく、そして既に立ち上げ済みの水槽にもオーバーフロー水槽の仕組みを作り上げることができます。
なーんて画期的なんでしょう!
考えた人天才ですね!(笑)
サイフォン式オーバーフロー水槽の自作をする部分
では、自作する部分についてです。
通常の水槽からオーバーフロー水槽にシステム変更するためには3つの重要な部分があります。
①サイフォンの原理を効かせて水を落とす部分
ここは自作します。
ホームセンターに売っている塩ビパイプで作ることができるようです。
作り方については調べながらやっていきたいと思います。
こいつのおかげで水槽に穴を開けずに済みます。
②濾過槽
ここも自作します。
ベースは通常のガラス水槽を利用するつもりですが、濾過槽は仕切りを作る必要があるので、その仕切り等を付ける作業を行っていきたいと思います。
こちらも塩ビ版、もしくはアクリル板を使って仕切りを作っていきます。
濾過槽の上に乗せて、メイン水槽から落ちてくる水を受ける部分(ウールボックス:物理的なゴミを取り除く部分)についても自作したいと思います!
③濾過槽からメイン水槽に水を戻す部分
こちらは普通に売っているポンプを利用します。
いまのところ、こちらのポンプを使うつもりです。
エーハイム コンパクトポンプ 2000
(画像クリックでチャーム販売ページヘ)
新しい型がでるようで、今すごく安く買えます。(2018年1月現在:6,480円)
今買っておいた方が良いのか、悩みます。
まとめ
というわけで、今回は自作するサイフォン式オーバーフロー水槽の構造についてと、自作する部分についてでした。
細かい設計は全然まだしていません(笑)
これから考えていこうと思います。
まずは①のサイフォンの原理で水を落とす部分を自作したいと思いますので、ホームセンターに行って買い物してきます!!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。
ではではではー
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