どうも!
アクアリウム野郎です。
しばらくはオーバーフロー水槽自作についてやっていきたいと思います。
内容的には、、、まだ作り始めません!(笑)
今回は作成しようと考えているサイフォン式オーバーフローについて、その水漏れリスクについて考えていきたいと思います。
前回の記事はこちらです
サイフォン式のオーバーフローは水漏れのリスクが高い!!??
サイフォン式のオーバーフロー水槽を自作しよう!!と決意してから色々と調べてみたところ(遅い)
なんと!サイフォン式のオーバーフロー水槽は水漏れのリスクがあるらしいではないですか!!
そんなの聞いてないよ!!(常識)
水量が多い分その破壊力はヤバいらしいです。(衝撃)
というわけで、サイフォン式のオーバーフロー水槽はどこら辺に水漏れリスクがあるのか、ネットから情報を収集してまいりましたので、ご紹介したいと思います。
サイフォン式のオーバーフロー水槽の水漏れリスク
①サイフォンの原理が止まってしまうリスク
サイフォンの原理がなんらかの原因で止まってしまうとメイン水槽から水が溢れます。
どういうことかと言いますと、私が描いたとってもわかりやすい図をみていただければわかると思いますが、あえて説明します、、、
なんらかの理由でサイフォンの原理が止まってしまうと、メイン水槽から濾過槽へ水が落ちなくなります。
しかし、濾過槽からメイン水槽への給水はポンプを使用していますので、続きます。
その結果どうなるか、わかると思いますが、濾過槽の水がなくなるまで、メイン水槽への給水は続き、メイン水槽に収まりきらなくなった水がすべて外に漏れ出すことになります。
サイフォンの原理がなんらかの理由で止まってしまうと、濾過槽の水がすべて外に漏れると思って間違いないでしょう!
恐ろしや(´Д`) 対処法は後程、、、
漏れというレベルではなく家に洪水がおきますね、、、
②サイフォンの原理を使った排水管に何かが詰まって排水が止まるリスク
サイフォンの原理を使った排水管に何かが詰まって、排水が止まるリスクもあります。
何かとは、貝とか、海水魚とか、汚れとか、とかとか、いろいろです。
排水管に何かが詰まって排水が止まれば、①のリスクと同様の事態が起こります。
サイフォン式オーバーフロー水槽の水漏れリスクをまとめると
サイフォン式オーバーフロー水槽の水漏れリスクについてまとめると、それはオーバーフロー排水管の排水が止まってしまうリスクです。
サイフォン式オーバーフロー水槽では、単純に重力を使って水を排水しているわけではないので、排水管の中になんらかの理由で空気が入ってしまったりするとサイフォンの原理が止まり、メイン水槽から濾過槽へ排水されなくなってしまうのです。
そして、オーバーフロー水槽のシステム上、なんらかの理由で排水が止まると、水漏れ大事故が起きてしまいます。
逆に通常のオーバーフロー水槽であれば、排水が止まるというリスクはほとんどありません。
それは、排水管が太く詰まりにくいということと、単純に重力を利用しているので、排水が止まりにくい為です。(もちろん詰まったりする可能性はゼロではありません)
通常のオーバーフロー水槽
濾過槽からメイン水槽へ給水するポンプが止まっても水は漏れない
逆に濾過槽からメイン水槽へ水を供給しているポンプが止まったらどうなるでしょうか?
それは水漏れ事故にはなりません。
なぜなら、オーバーフロー水槽の排水は排水管の位置によって一定水位で物理的に止めることができるからです。
説明図では通常のオーバーフロー水槽で描いてありますが、サイフォン式でも同様です。
排水管の位置決めによって、濾過槽への排水は自動でストップしますので、水量さえ調節しておけば、濾過槽から水があふれることはありません。
ポンプが一回止まって、再度動きだすと、サイフォン式オーバーフロー水槽の場合はヤバい
通常のオーバーフロー水槽の場合は、ポンプが一回止まって給水が止まり、それに伴って排水がとまったとしても、ポンプが再度動き始めて、メイン水槽の水位が排水管の排水位置を上回れば自動で重力によって排水も始まりますので問題ありません。
問題なのはサイフォン式オーバーフロー水槽の場合です。
サイフォン式オーバーフロー水槽の場合は、一度ポンプが止まって給水が止まり、排水側のサイフォンの原理が止まると、ポンプが再度動き出した場合、自動でサイフォンの原理が復活しないのです!!(´Д`)
一度サイフォンの原理が止まると水位が戻ったとしても排水がストップしたまま(´Д`)
一瞬の停電があった場合など、自動で排水が復活しないのはヤバいですね!!
サイフォン式オーバーフロー水槽の水漏れ事故対策!!
サイフォンの原理を利用したオーバーフロー水槽は手軽にお安く自作できる反面、水漏れのリスクが通常のオーバーフロー水槽よりも高いんですね。
そのため、水漏れの対策が必須となりますので、具体的な方法を紹介しようと思います。
もちろん私もこの対策を行いますよ!
フロートスイッチを付ける!!
フロートスイッチとは、水面に浮かべたフロート(浮き)が水位に合わせて上下に動く事で電源のon、offを切り換えることのできる装置です。
この装置をメイン水槽に設置して、メイン水槽の水が一定の水位を越えると、濾過槽からメイン水槽へ水を給水しているポンプの電源をoffにするように設定します。
そうすることによって、もし排水菅が詰まったり、サイフォンの原理が止まって、排水が止まってしまった状況で濾過槽からの給水が続いてしまったとしても、メイン水槽の水位がある一定の水位を越えると給水も止まることになる為、水漏れすることがありません。
実物はこんな感じです。
マメスイッチ
(画像クリックでチャーム販売ページヘ)
一つ問題点があるとすれば、値段がバカ高いことですね。
あまりにも高すぎるので、こちらのフロートスイッチも自作したいと思います!
ネット上にはフロートスイッチの作り方がゴロゴロしておりますので、参考にさせていだきます。
サイフォンの原理をきかせる排水管をダブルサイフォン式にする!
お次はサイフォンの原理をきかせる排水管の部分です。
通常のサイフォン式では、水位が下がるなどして一回サイフォンの原理が途切れると、再び水位があがってきたとしても、自動ではサイフォンの原理は再開しません。
例えば、リスクのお話で紹介した、短い間停電があった場合などが分かりやすいと思います。
停電が起きるとポンプが止まるので、ポンプによる給水は止まり、排水はある程度の水位になるまでは続き、その後止まります。=サイフォンの原理がきれる
停電が復旧するとポンプは再稼働しはじめ、濾過槽からメイン水槽への給水は復旧しますが、サイフォンの原理は一回止まると自動では復旧しませんので、排水はとまったままです。
=大洪水です。
この事態を避ける為に、一度水位が下がってサイフォンの原理が切れたとしても、再び水位が上がってくれば、自動でサイフォンの原理が復活するという仕組みの「ダブルサイフォン式」というものを採用したいと思います。
こちらもネットで検索すれば作り方についてはめちゃくちゃたくさん出てきます(笑)
ダブルサイフォン式の排水管の作り方についてはまた実際に作る際にご紹介しようと思います。
まとめ
今回はサイフォン式オーバーフロー水槽の水漏れリスクについてご紹介しました。
サイフォン式オーバーフロー水槽は割と簡単に自作することができて、しかも材料費も安く仕上げることもできる反面、通常のオーバーフロー水槽よりも水漏れリスクがあることがお分かりいただけたかと思います。
水漏れリスクがあることがわかっているからこそ、自作する際には十分に水漏れ対策をしておきましょう。
とりあえず今私が考えている水漏れ対策としては2つ
①フロートスイッチをとりつける
②ダブルサイフォン式のオーバーフロー管にする
最低限ですね、これらの対策を行いたいと思います!
以上、サイフォン式のオーバーフロー水槽の水漏れリスクについてでした!
次回こそは、材料のお買い物に行ってきます!!
次回もよろしくお願いします。
ではではではー
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