レッドビーシュリンプ

《保存版》大繁殖!レッドビーシュリンプを繁殖させるコツを紹介!

 

全国のレッドビーシュリンプファンの皆様こんにちわ

アクアリウム野郎です。

 

レッドビーシュリンプの飼育を始めて、1年半くらいが経ちました。

まだまだ駆け出しの私ですが、事件です。

 

もう水槽の容量がほぼMAXではないかと思われる程にレッドビーシュリンプ達が大繁殖しています。

これが、、、爆殖という、、やつなのか!!

 

今まさに、、30㎝キューブ水槽がレッドビーシュリンプで埋め尽くされようとしています!!(それは言いすぎ)

 

毎晩エビたちの繁殖の舞が見られる!

抱卵エビ数!計測不能!!

稚エビの数!多すぎて小さすぎて計測不能!!

 

というわけで、

今回は私なりのレッドビーシュリンプを繁殖させるコツについて、今まで飼育してきた中で意識していたポイントなどを皆さまにご紹介していきたいと思います。

 

なかなかレッドビーシュリンプが繁殖しなくてお困りの方の少しでも助けになればと思います。

ではいってみましょう!!



まずはレッドビーシュリンプを飼育、繁殖させる為の水槽システム

 

水槽

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iconコトブキ工芸 kotobuki クリスタルキューブ300(30×30×30cm) レグラス 30cm水槽(単体)

 

30センチ×30センチのキューブ水槽です。

レッドビーシュリンプ飼育を始められる方には定番品といっても良いかもしれませんね。

省スペースでありながら、沢山の水量を確保できるという代物です。

言うまでもなく、水質、水温の安定という面から水量が多いに越したことはありませんので、こういったキューブ水槽は良く使われると思います。

私もこちらのキューブ水槽を使っています。

 

ソイル

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シラクラ RED BEE SAND(レッドビーサンド) 8kg

 

こちらの8キロを購入しましたが、セッティングをしたら3分の1くらい余りました。

足しソイルなどをするのに使えますので、8キロ買っておけば良いと思います。

普通のソイルと比べるとちょっと値段がお高いですが、私が採用しているシラクラ式のシュリンプ水槽立ち上げにはレッドビーサンドは絶対に欠かせません。

底面フィルターを使用する前提ですので、5センチ~7センチくらい厚めに敷くのがポイントです。

 

フィルター

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ニッソー バイオフィルター30(青パケ) 30cm水槽用底面フィルター

私はこのニッソーバイオフィルター30を2セット購入して、パイプを2本立ち上げています。

30㎝キューブ水槽の場合は底面をハサミ等でカットして形を調節する必要がありますが、濾過能力を確保する為に2セット使用するようにしましょう。

 

45センチ水槽までなら2本(2セット)、それ以上は3本(3セット)使って立ち上げるのが良いと思います。

 

 

その他

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水作 水心 SSPP-3S(エア量ダイヤル調整式) 45~60cm水槽用エアーポンプ

底面フィルターを稼働させる為に使用します。パイプ1本につき1個必要ですので、2本立ち上げの場合には2個必要です。

 

 

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icon(水草)ウィローモスsp.(無農薬)(1カップ)

ウィローモスは1カップで十分です。はじめは少なく感じますが自然に増殖していきますので、心配いりません。

 

ここで注意してほしいのですが、必ず無農薬のものを選びましょう!

レッドビーシュリンプなどのエビ類は農薬系に非常に敏感です。

農薬を使用したものを入れるとすぐに全滅します。

 

 

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GEX メダカ元気 オートヒーター SH120

メダカ用のオートヒーターですが、温度が上がり過ぎず、レッドビーシュリンプの飼育には最適です。

この製品は23℃までしか上がらないようになっています。

 

通常のオートヒーターだと、26℃に設定されていることが多いのでオートヒーターを購入するつもりの方は注意しましょう。

 

 

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スドー ワンタッチ(リシアベース)

このワンタッチリシアベースは水流を無くす為に設置します。

本来の使い方ではないのですが、レッドビーシュリンプは水流にも弱いので、このワンタッチを使用して水槽内の水流をできるだけ無くします。

そもそもエビは水流がない場所で生息していることが多く、水流が無いに越したことはありません。少し水が淀んでいるくらいがちょうど良いのです。

とはいえ、底面フィルターを2本立ち上げているとどうしても水流は発生してしまうのですけどね、、、

 

これらを使用した水槽の立上げ方についてはこちらのシラクラ氏のサイトをご参照下さい。
ミニマブリーダーシラクラicon

 



レッドビーシュリンプを繁殖させるコツ・ポイント

上記のアイテムを使用してセッティング、飼育していれば自然とレッドビーシュリンプが繁殖する環境になるのですが、これらのセッティングをしたうえで、繁殖させるコツ、ポイントというのを整理してみたいと思います。

 

余計なものを水槽に入れない

これは私が参考にさせていただいているシラクラ氏の教えによるものなのですが(サイトで勝手に読んだだけです(笑))、水槽内に余計なものは入れないようにしています。

 

例えば、

  • シュリンプ育成用バクテリア
  • 水質調整剤
  • コケを抑止する添加剤

などの添加剤系。

そして

  • シュリンプの住処になる素焼きのオブジェ
  • レイアウト用の流木
  • レイアウト用の石類

などのオブジェ系。

こういったものは入れないようにしています。

なぜなら、こういった類のモノを入れると水槽の調子が狂う原因になる可能性があるからです。

できるだけ”プレーン”というのがおススメです。

 

とはいいつついろいろ入れている私・・・(笑)

 

 

水温に注意する

レッドビーシュリンプを普通に飼育するだけでも結構シビアなのがこの水温です。

繁殖させたいと思った時にもこの水温は重要です。

 

水温は高すぎると良くありません。

できれば20℃くらいが良いと言われており、私の水槽は22℃~23℃くらいです。

 

夏でも水温が上がらないように工夫する必要があります。

私の場合はクーラーがある部屋に水槽があるので、夏の間はクーラーつけっぱなしです。

28℃くらいの少し高めの温度に設定して、つけっぱなしだと、意外と電気代もかからないですよ。水槽用のクーラーを設置するのとそんなに変わらないと思っています(*‘∀‘)

 

餌をちゃんとあげる

これは私の体感ですが、餌をちゃんとあげていると繁殖しやすいと感じます。

基本的に”餌をあげる”という行為は水を汚し、水質を悪化させます。なので、立ち上げたばかりのレッドビーシュリンプ水槽では餌やりの頻度を少なくして水質悪化を防ぎます。

 

レッドビーシュリンプは(熱帯魚も基本的には)1週間くらい餌を与えなくても死にはしません。なので、水質を気にする方は餌やりの頻度も2日に1回や、3日に1回などに落としてしまっている場合があります。

 

しかし、立ち上げたそのままの流れで餌やりの頻度が少ないままだと繁殖率はあがっていきません。

私は水質が安定してきたら毎日餌をあげた方が繁殖率が高まると感じています。



週一換水を行う

これは完全に私の場合かもしれませんが、週一換水を必ず行っています。

 

レッドビーシュリンプ愛好家の中には換水をほとんど行わない、もしくは換水頻度をあえて少なくしており、2週間に1回、1ヶ月に1回という方もおられると思います。

 

水槽のサイズ、レッドビーシュリンプの個体数にもよるので、一概に週一の換水が良いとは言えませんが、私は換水頻度はある程度あった方が良いと思っています。

 

それは上で紹介した、”餌をしっかりあげている”ので水質が悪くなりやすいということもありますが、次に紹介するポイントの一つである、入れているウィローモスの調子が崩れにくいということもあります。

 

ウィローモスの管理

ウィローモスは常に新芽をレッドビーシュリンプに食べられています。多分(笑)

強い水草の割にレッドビーシュリンプ水槽ではすぐに調子を崩すイメージがあります。

 

たいていウィローモスの調子が崩れてくる(ウィローモスの色が悪くなり、やせ細っていく)とそれに連動するようにレッドビーシュリンプの調子も段々と崩れていきますので、ウィローモスの調子というはひとつのバラメーターみたいな役割です。

 

ウィローモスは強い水草なので、ちょっとやそっとでは調子を崩しませんが、やはり換水頻度はある程度あった方が調子が良いと感じます。

稚エビの隠れ家としてもとても重要な役割を担っています。

 

なので、ウィローモスの色が悪くなってきたり、やせ細ってきたりした時は新しいウィローモスと交換するようにしましょう。

 

全体的な調子が悪くなってきたら足しソイル

以前の記事でも書きましたが、レッドビーサンドのような吸着系のソイルは、長く使用しているとその効果が薄れていってしまいます。

なので、水槽の調子がなんとなく悪くなってきたと感じたら、足しソイルをしてみましょう。

これで水槽の調子が戻り、繁殖しやすくなる環境に戻るかもしれません。

 



レッドビーシュリンプを繁殖させるコツ《まとめ》

セッティングから、レッドビーシュリンプを繁殖させる為の飼育のポイントについて長々と書いてきましたが、

要は

 

《レッドビーシュリンプの調子が良い状態を維持する!》

 

これがすべてです。

そうすれば自然と繁殖してくれるでしょう。

この”レッドビーシュリンプが調子の良い状態”をどうやったら維持できるか?

ここがポイントになってくるわけですね。

 

セッティングに必要なもの

  • 30㎝キューブ水槽
  • レッドビーサンド8㎏
  • バイオフィルター30(2個)
  • 水心sspp-3s(2個)
  • ウィローモス
  • 水槽オートヒーター(23℃のもの)
  • スドーワンタッチ

 

レッドビーシュリンプを繁殖させる為のポイント

  • 余計なものを水槽に入れない
  • 水温に注意する
  • 餌をちゃんとあげる
  • 週一換水を行う
  • ウィローモスの管理
  • 水槽全体の調子が悪くなったら足しソイル

 

 

今回はレッドビーシュリンプを繁殖させる為のコツをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

レッドビーシュリンプの飼育というのは、先人の方と全く同じやり方をしても失敗してしまったり、難しいと言われていることが簡単に出来てしまったりと、なかなか思うようになりません。

そこが面白くもあり、奥が深いというところではないでしょうか。

 

今後の挑戦としては

交配によって、より濃い色の個体を生み出せたりしたら面白いのではないかと思いますので、今後はそんなことにも挑戦してみたいと思います。

 

では、本日は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

 

ではではではー


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マリンアクアリウムを始めました。 これから始める方の参考になれば幸いです。 アクアリウム関連の記事だけでなく、実験系の記事も書いていこうと思っています。宜しくお願いします。

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