どうも、doaquaです。
今回は水槽内の水流について考えていきたいと思います。
そもそも水槽内の水流について、自然界では当然水流は発生しているので、水槽内にも必要だろうなーという感じでぼやーっとはわかってはいますが、
何故必要なのか?
水流があるとどんな良いことがあるのか?
など考えたこともありませんでした。
うちの水槽をさらにレベルアップさせる為に、今回は水槽内の水流について調べてみました。
水槽内に水流はなぜ必要なのか
まず、水槽内の水流の必要性についてです。
理由① 水槽内に新鮮な水を循環させるため
まず理由の一つ目ですが、水槽内に水流を発生させることで、フィルターによってろ過された新しい水が水槽内の古い水と混ざり合うことによって、ろ過の効果がアップします。
人間界で例えるなら
広い部屋で窓が一つだけしか開いてない場合、通常では風が通らないので、なかなか部屋全体にきれいな空気は行き渡りません。
そこで、空気に流れを作る扇風機などで、風を作ってやると部屋の中の空気が混ざり、窓からの空気の循環も効率的になるというわけです。
なんとなくイメージつきましたかね笑
理由② 水槽内に淀んだ場所をつくらないため
これも理由①と似ている内容なのですが、水流がない水槽は、汚れが溜まる淀んだ場所ができてしまい、そこが海水魚の病気の原因になる病原体の温床となってしまいます。
水槽内全体に水流を発生させることによってこの死水域をなくし、病原体が増殖しにくい環境をつくる効果があります。
理由③ 海には水流があるから!
理由③は単純明快です。そもそもマリンアクアリウムは本来海に住んでいる生物を水槽という小さいガラスケースの中で飼育することになります。
当然その生活環境は本物の海の環境に近ければ近い程、生物はうれしいですよね。それが理由③です。
海水魚は水流がないと死んでしまうということはありませんが、水流があると活性があがります。元気になります。活き活きします。
海水魚と違ってサンゴにとって水流は死活問題となります。
サンゴはその種類によって、強い水流が必要なサンゴ、弱い水流が良いサンゴがあり、サンゴによって好みは様々ですが、共通して言えることは、水流がないとサンゴは調子が上がらないか、もしくは溶けて死んでしまうということです。
サンゴを飼う=水槽内の水流は必須ということですね。
サンゴを飼育する場合は初めから、なんとなーくでも良いので水槽内の水流について考えておきましょう。
水槽内に水流を発生させる事はいいことだらけ
水槽内の水流はとっても重要ということがわかりました。今まですいません、水流なめてました笑
水槽内に水流ができることによって、水槽内の水質も水流がない時に比べて良くなりますし、海水魚が病気にかかりにくくなります。そしてお魚たちは元気になります。
そして、サンゴ飼育には必須です。水流がない、もしくは合っていないとサンゴは溶けて死んでしまいます。
そりゃあもう、水流発生機買うしかないでしょ!
いつ買うの?
今でしょ!
というわけで
水流発生機、サーキュレーターを購入しました!
今までの私の水槽の水流発生源は海道河童(外掛フィルター)の水が出るとこと、GEXF2フィルターからの水流でした。
(画像クリックでチャーム販売ページへ)
この2つでも、まぁ水流とは呼べないかもしれませんが(笑)水槽の水が止まっているっていうことはなかったですかね、一応(;・∀・)
しかし上記の水流だけでは明らかに弱すぎでしたので、ついに購入しました!
サーキュレーターですっ!!
ばばんっ!!
購入したのはこちら
マキシジェット ウェーブ1
なんかサーキュレーター買っちゃうなんて、もう海水水槽にどっぷりですな私。
箱の中身はこんな感じです。
この中の小さなプロペラが回ることによって水流を発生させるという仕組みですね。
設置の仕組みはガラス面をマグネットで挟む仕組みになっています。
傷つき防止の透明なゴムが付いてます。
他になんかいい方法あったんじゃないですかね(笑)
水流の角度は結構自由に動かせるようになっていますね。
このボールが角度を自由に変えられます。
こんな感じで簡単に組み立て完了です。
とてもシンプル構造で私好みです!!
水流発生機サーキュレーター、設置のポイント
私はまだ購入したばかりですし、ペーペーマリンアクアリストで、よくわからなかったので、サーキュレーターの設置のポイントについて調べてみました。
サーキュレーター設置のポイント
水流はピンポイントに当てるのではなく、水槽内全体に力強い大きな流れができることを意識すると良いそうです。
ピンポイントな水流はサンゴも海水魚も苦手なのだそう。
その為にまずはサーキュレーターの出力は水槽の大きさに合ったものを選ぶようにしましょう。
サーキュレーターを購入する際に適応推量、水槽サイズなどが記載さえていると思いますのでそちらを参考にして下さい。
一応、私が購入したマキシジェットウェーブ1は45㎝~60㎝水槽用という風に書いてありました。
水流が全体に行き渡るようにサーキュレーターは水槽の上の方、水面に近い側に取り付けるようにしましょう。下につけるよりも効率的に全体に流れを作りやすいそうです。
フィルターからの排水がある側のガラス面の上のほうに設置して、向きは対角を狙うと良いそうです。
対角を狙うことによって全体に流れを発生させることができるということです。
サーキュレーターを設置してみました!
ということで、調べた知識を活かしつつ、私も設置してみました!
ジャーン!!
完成です!
一瞬でした笑
調べてみた通り対角を狙っていますが(すいません写真では対角狙ってませんね(笑) 今は対角を狙ってますよ)、なかなかいい感じの水流が発生している様子です。でも安物なので、いかんせん力強さが足りない気がしますねー。
しかし、まだ設置したばかりですが、あきらかに海水魚たちのテンションが上がっています笑
水流に向かって泳いでいます!やっぱり魚たちは嬉しそうですね!
サンゴはこれといってまだ反応がないのでよくわかりません笑
最近ウミキノコの調子が悪く、一時期はポリプも2次ポリプまで開いていまして、調子に乗って記事にもしたのですが・・・
今では全然です。全く2次ポリプを開くことはありません。
夏の暑さのせいもあるのかも知れませんが、水流機の設置によって調子が戻ってきてほしいです。
そしてそして、新入りのサンゴ達「カタトサカ」と「カワラフサトサカ」こちらの2つのサンゴもまだまだ全開な姿は見せてもらってないので、水流発生機によって、調子を上げてポリプを全開にしてほしいですね!
まとめ
海水水槽やるなら水流への意識は必須であると言えます。
海水魚だけの飼育でしたら必ずしもサーキュレーターなどの水流発生機は必要ないかもしれませんが、あった方が水質も良くなりますし、海水魚が病気にかかるリスクも減らすことができます。
サンゴを飼育する予定のある型はサーキュレーターなどの水流発生装置は必須ですので、どこかのタイミングで購入するようにしましょう。
水槽内の水流発生のポイントは、
力強い水流を!
水槽全体に!
です。こちらも覚えておきましょう。
ピンポイントの水流(1点にしか当たらないような水流)は効果がないどころか逆効果になる可能性すらありますので、気をつけましょう。
またしばらくしたら、こちらのサーキュレーターを設置したことによる効果なども記事にしていきたいと思います。
それでは今回は以上です!
最後まで読んでいただき有難う御座いました。
次回も宜しくお願い致します。
ではではではー
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